お嬢様とプレイボーイ★(続)



お昼ごろお父さんが

部屋に来た。

ヒツジ室に戻したはずの

愁さんを連れて。


「お父さん…?」


「二人の交際を認める。
……お母さんに言われたんだ。」


「えぇ…いいの?ホントに…?いいの??」


「あぁ…お母さんが…

“娘を私達は今まで縛り付けつきた…だから結婚は好きな人と…させてあげて”ってな」


お母さん…きっとお母さんも私と同じ事があって
強制結婚したから…

ありがとう…お母さん。


「お父さん…ありがとうホントに…ありがとう」


「お父様…ありがとうごさいます。」


愁さんも私もありがとうって言った。