透き通った白い肌にぱっちりとした大きな目。 すっとした鼻にぷっくりとした唇はまさに男のドストライクゾーンなわけで。 「健先輩見つけたんで、お話してたんです!」 「(やっべちょーかわいー…)」 おバカな健の片想い中の相手なんだ。 「そうなんだ。 じゃあ、アタシは先に帰るね〜」 2人の邪魔にならないようにそう言って健の肩をたたくと、突然咲羅に背を向けてアタシの方を向いた健。