由空がいない間、咲良に合わせて悪口を言ってしまった。


きっと由空も傷ついた。


わたしと同じように…。


「わたし……最低だ…っ」


もう無理…。


わたしにはこれ以上この場に居続けることに限界を感じた。


顔を両手で覆いながら入り口の方へ走った。