おとしもの

でもわたしは
届けるぞ!

だってなんだか
大切な物みたいだし。


ーその夜


わたしはタオルで包んで、
机の中にしまいました。


『ほらりか~!ご飯よ~』

「は~い」


すべて 
お母さんお父さんに話すと


お父さんが、
『応援するぞ!ただなひとりじゃ危ないから、俺とお母さんと行こう』