それから中学3年生になり藤岡の左腕の骨は懸命な治療により、骨は再生した。



日常生活までできるぐらい良くはなったが
後遺症はまだ、今でも残っていた。






だから俺はまだ償わないといけない。











藤岡は大事な友達だから。



















「斗真…君?」










「………」









「斗真君ってば!」











「あっ…ごめん。」












「もしかしてまだ斗真君私の左腕…」

「気にしてる?」


「もう、私は大丈夫だよ?」

「償わないとって思ってるでしょう?」

「斗真君もう充分私に良くしてくれたよ。」

「たから斗真君は自分の幸せを掴む番だよ?」









「藤岡…本当お前良い奴だな!」


「ありがとーな!」










そして俺達は藤岡の家に着いた。










「今日は本当斗真君ありがとう。」

「神里さんによろしくね!」

「今度私も神里さんと仲良くなりたいな。」










「あぁ。」
「あいつもそう言ってくれると喜ぶよ。」











「じゃ、ね斗真君また!」









藤岡を送った後、自分の家に向かった。











そして自分のマンションのホールまで来た時だった。












そこに現れたのは陸兄だった。









まさか…。









陸兄…。









まゆの家に行ってたのか…?。




*その頃斗真は*END