幼なじみ達の恋心

「そっかぁ。」
「大切な親友だもんな。」
「楽しんで来いよ!」









「うん!」










そう言ってまゆはシャワーを浴びに行った。










1人になった俺は、リビングにあった
いくつかの写真立てに目がはいった。







近づいて行くとその写真は俺達の
幼き頃の思い出の写真。







そこにはまだ、あどけない3人の男の子と
1人の女の子が公園で泥まみれに
なりながら手を繋いで笑っている。













この時からもう、既にまゆの事大好きだったんだよなぁ。






まゆが離れて俺は何度もまゆを忘れようとした。







まゆが事故した時病院で眠ってるまゆに俺は…。

「俺はまゆを幸せにしたい。」

「俺の側でずっと笑っててほしい。」

「俺、一生まゆを守るから。」

って言ったっけ。




まゆは覚えてないだろうなぁ。