幼なじみ達の恋心

「あっ!陸兄!」
「適当に座っててね!」
「着替え取ってくるから。」
「お父さんのしかないけど。」











「うん!ありがとう。」










「あっ陸兄、ついでにシャワー浴びなよ!」










「えっ?」










「だって、陸兄が言ったじゃん?」
「早くシャワー浴びないと風邪引くって」










「そう言えばそっか…。」

「じゃ、まゆが先入りなよ。」









「私はシャワー長いからいいの♪」
「陸兄が先入って♪」












俺はわかっていた。






まゆは頑固だからもう一回言っても
俺を先に入らせるつもりだ。










「了解!」










まゆに風呂場を教えてもらい
俺はシャワーを浴びた。





そしてシャワーを浴び終え、
リビングに行く途中まゆの喋り声がした。







でも、すぐにその声は止まった。












誰と電話してたんだろ。