幼なじみ達の恋心

陸兄ってば!


距離近いよ!!




陸兄が差し出したアイスクリームに手を伸ばしても
陸兄の持つアイスクリームの手は離さなかった。


陸兄?

これってこのまま食べろって事なの?







そんなの恥ずかしいじゃん!












「まゆ?早く食べないと溶けるよ。」










「うん。今食べるね…。」





え~い!!

食べちゃえ!!










まゆは意を決してそのままアイスクリームに顔を近づけパクッと食べた。










陸兄とまゆの距離は唇と唇が触れそうな距離。



//////やっやばいよ!!この状況!



早く離れなきゃ!!



まゆはすぐに陸兄から離れた。








「お....おいしかった!」
「ありがとう陸兄…。」








まゆは俺の顔を見ながら真っ赤な顔をしていた。



まゆ…可愛い。




ってかアイスクリーム口に付いてるし。






本当…まゆはどこまで俺を狂わせるんだ。






欲が強くなる。






「まゆ、口にアイス付いてる。」






俺はそのまま、まゆの口を手で拭いた。