「なぁ…まゆ。」 「うん?なーに?」 「俺にもマロンカスタード味見させて。」 俺はそう言って、アイスクリームを持ってる まゆの手首を掴み、俺の側に引き寄せ そのままマロンカスタード味を少し食べた。 「り…!陸兄!?」 やっぱりまゆは驚いた顔をしながら 俺を見ていた。 「うん!マロンカスタードもウマい!」 えっ!? 陸兄! 私、心臓が…ドキドキするよ。 何で? 「まゆもストロベリージャム食べていいよ♪」 そう言って陸兄は少しだけアイスクリームを差し出した。