「なぁ、まゆ!ちよっと寄り道しようか。」 「えっ!?」 「そんな事したら陸兄…騒がれて大変だよ?」 「大丈夫!俺のこの変装っぷりナメちゃ駄目だよ!」 陸兄はニカっと笑いながら ウイッグとサングラスを出し変装した。 「でも陸兄どこに寄るの?」 「それは行ってからのお楽しみ。」 そう言って俺は、まゆの手を握って 目的地まで行った。