幼なじみ達の恋心

「斗真帰ろー!」

「陸兄が下駄箱でもう待ってるかも!」












「まゆ先に行っててくれ。」

「俺、このノート提出してからすぐ行くから。」













「わかった!じゃ、先に行ってるね。」













一旦私は斗真と別れた後、下駄箱に向かった。













もう、陸兄待たせちゃってるかな。







私、久しぶりに陸兄と帰れるんだぁ。









最近、陸兄はCMにモデルに俳優に引っ張りだこ。




だから中々一緒に帰れなかったから
今日は凄く嬉しい♪









ふぅー。




ようやく下駄箱に着けた。





だけど…。











「女子の群れだぁ。」




「これじゃ、陸兄に近付けないよ…。」









私はその場で呆然と立ちすくむ事しか
出来なかった。











その頃陸は。