斗真とその女の子は楽しそうに笑い合いながらその場を去って行ってしまった。 ズキン....。 私の胸が一瞬苦しくなった。 あの2人は恋人同士なの? ズキン。 まただ。 なんなのこのズキズキする痛み。 私、今日疲れたのかもしれない。 早く家に帰って早めに今日は寝よう。 私はその後、教室に戻った。 その教室に人影が見えた。 その人影はずっと窓の外を見ていて ふと呟いた。 「まゆ。」と。