斗真はそのまま私の手を握ったまま連れ去っていた。
その後ひたすら私と斗真ら屋上に向かって
走る
斗真…。
斗真の手から伝わる体温で私は心をドキドキさせる。
すごく暖かい。
ずっとこのまま握っていたい。
そう願っていたのもつかぬ間
私達は屋上に着きそのまま斗真は私の手をすぅーっと放す。
「あっ……」
離れちゃった…。
寂しいよ…。
「はぁ…はぁ…まゆ…急に走って悪い」
「ううんいいよ。」
私は手が放された寂しさをグッとこらえて
笑顔を作った。
笑顔を作る事に必死で自分の髪が乱れてるなんてこの時は全然気がつかないでいたら…
「まゆ…髪乱れてる…」
えっ!?うそ!?こんな時に私…髪乱れてたなんて!
恥ずかしいよ…
「へっ!?ヤッ…ヤダ!!今なお…」
ふわっと斗真が私に近付く…
「ちょっとだけジッとしてろよ」
へっ…?
今、斗真が私の乱れた髪を直してくれてる?
////直してもらってる間…私はただ…ドキドキされっぱなしになっていたのだった。
「はい…直ったぞっ///」
俺…とっさに何まゆの髪を触れてるんだ//
自分のとった行動が今になって急に恥ずかしさで溢れ出した。
でも…まだ触れていたい。
「斗真…ありがとう////」
私…今絶対…斗真の顔見られない…///
だってぇ私の顔…今林檎のように真っ赤になってるのだから。


