幼なじみ達の恋心

「まゆ、今度皆で海に行くんだろ?」








「うん!めちゃ楽しみなんだぁ!」











「俺も海行ける事になったから。」










「陸兄仕事は?お休み取れたの?」













「うんちょうどその日オフになったから。」







そう、その日
本当は雑誌のインタビューがあったのだけれど俺はどうしても外せない用事があることにして次の日にインタビューにしてもらった。








俺もたまには息抜きしたいし
それに一番の目的はまゆと一緒に海に行ける事。








まゆと一緒に楽しく遊びたいからだ。













「やったぁ!陸兄も行けるの嬉しい!」

「みんなもきっと喜ぶよ★」





本当にまゆは嬉しそうに笑っている。





俺はずっとそう言う素直なまゆが大好きだ。



まゆの笑顔は俺にとっては宝物。



もう前みたいにまゆから笑顔が無くならないでほしい。


その笑顔がしばらく見れなかったあの日

まゆの交通事故事件あの時まゆはしばらく目を覚まさなかった。

まゆから笑顔がしばらく消えた。


だから俺は眠っているまゆに誓いの言葉を言ったんだ。







まゆは覚えてくれているのだろうか。