「ふぅ~。」 「ここまで来れば大丈夫だね。」 「うん!一安心、一安心。」 「あっ!そうそう、まゆ?」 「はいっ!これ。」 「まゆはこれ、被っといて。」 陸はカバンの中から黒色のキャップを 出し、まゆの頭に被せる。 ポフッ… 「うん!?」 「また、まゆだってバレちゃマズいだろ?」 「陸、ありがとう!」 「じゃ、借りるね。」 私達は再び公園に向かう為電車に乗った。