「あっ…!ごめん……ぶつかっちゃ…!」 斗真はそのまま私の手を握る。 「また、はぐれると駄目だろ…?」 「///////ありがとう…。」 「おう…。」 ヤダ…どうにかなっちゃいそう…。 胸がキュンキュンする。 胸がパンクしちゃいそう…。 こんな事私にして良いの? 斗真…好きな人いるんでしょう…? ギューッ 痛っ…。 今度は胸が苦しい…… 斗真に好きな人いるなんて考えるだけで 胸が痛いよぉ…。 私達はしばらく沈黙のまま、手を繋いで家に向かう。