「そうだった…私、携帯の電源切ったまんまだったんだ…。」






「電源ぐらい入れておけよ。」

「俺も心配してたんだぞ…。」








「うん…。そうだよね…ごめんなさい。」





とほほ。

斗真に怒られちゃった……。






「店、予約してあるから行くぞ。」







「予約?どこのお店?」






「いいからとにかく行くぞ!」











まゆと斗真は夜の街を歩き出す。