「あっ……。」

「もう、こんな時間かぁ……。」



「まゆ、夜ご飯たべに行こっか。」










「そうだね!」

「お腹もちょうど空いてきたもんね☆」










「まゆと喋ってると時間なんて」

「あっという間に過ぎるな。」


「まゆと居ると楽しいからだろうな!」



「ところでまゆは何が食べたい?」










「私は何でもいいよ♪」










「じゃ、パスタ食べに行こっか。」











パスタ!





私が大好きな食べ物だぁ!








「良いね!パスタ!私、大好き!」










「そうだろうと思ってパスタって」
「言ってみた。」









まゆ、俺は何でも知ってるよ。










好きな食べ物






嫌いな食べ物







天然なところ









笑顔が可愛い過ぎる所









誰にでも優しい所









涙もろいところ










言い出したら切りがないぐらい


いっぱい知ってる。






俺は、いつだってまゆを見てきた。






だから今日、本当に俺の気持ち伝えられて良かった。






すげー緊張したけど……。








まゆに彼氏ができていたなら

諦めてたけど……。









好きな奴がいるぐらいなら

俺にだってチャンスはある。








まゆを振り向かせたい。