イヤなやつ…なのに、


來斗side-


さっきから隣で必死に俺に合わせる来夏。


なんか視線を感じてみてみれば、大きな目で俺を見上げてなんか考えてて、


普通、そんな間近でガン見するか?


少しからかったら、赤くなるし。。


それにしてもこの状況やべーな…


体が密着してるし…


俺も男だし、相手は来夏だぜ?


来夏の髪からシャンプーみたいないい香りしてくるし


襲いたくなるわ…


いっそのこと…


俺は来夏の手を引き、抱き寄せ、


「きゃ!」


キスをした。


「っっ!!!!」


来夏はみるみる顔を真っ赤にさせ、大きな目を見開いて固まっている。


この反応たまんねぇ~


それにしても、弾力のある柔らかい唇だな…


来夏は慌てて離れようとするが、俺がガッチリ押さえてるし、足は結ばれている。


「んっ、ら…いとっっ!」


やべぇ、止まんねぇ・・・