呼び止めてくる真美を無視して、お金だけ乱暴におき、あたしは店を飛び出した。 ついでに通り過ぎて行った有也を睨んでやった。 ふと、有也がこっちに向いてきた。 さらに涙が溢れ出てきた。 「もう、い…や」 よりによって今、目が合うなんて。 泣いてるのばれちゃうじゃん。 「にいなっ!!!!」 そんな声も聞こえないふりをして、ただただひたすら逃げた。