別れ道



――高い高い病院の屋上。


下を見れば道路を走る無数の車。


体を煽る強風。


でも恐怖心はない。


「ごめ…んね。今私も…ママも、そっちに行くから」


柵に乗り、前に体重をかけた。













腕に強い衝撃が走った。