この前の反抗事件があってから、少し大人しくなったメイ。
今日も大人しく病室のベッドで漫画を読みながらゴロゴロしているとめずらしくお昼すぎに速水先生が入ってきた。
速「また漫画よんでんのか。たまには勉強とかしてみたら?」
メイ「だってつまんないんんだもーん」
速「そーだよな。そんなメイちゃんに嬉しいお知らせ。」
メ「えっ、なに??」
ぱぁーっと明るい顔になるメイ。
速「明日から3日間だけお家に帰るの許してあげる」
メ「ほんとにっ!?!?」
速「ただし、一個条件付き。今から骨髄検査したら帰っていいよ」
メ「えっ……」
さっきまでよ笑顔が一気に消えて目に涙がたまってくる。
速「この前の抗がん剤の効果がもうそろそろでてくると思うから、検査しなきゃいけないの。家に帰りたいんでしょ?」
帰りたいけど…骨髄検査だけは嫌だ!泣
メ「…んぅー…グズん」
ついに泣き出すメイ。
速「泣いたって検査しないなら帰してあげないよ?どうするの??」
メ「…帰りたい…けど検査はいやだぁー…泣」
速「じゃあ帰宅はなしだね。分かったよ。」
そう言って椅子から立ち上がり病室を出ようとする先生。
その先生の手をメイは急いでつかんで引き止めた。
メ「待って!!やっぱり…検査するー!泣」