呼吸が落ち着いてきたのを見て、速水先生があたしが寝てるベッドの隣に椅子を持ってきて座った。

速「…やっぱりメイの意思とか知らない。お前が嫌がっても、俺は無理矢理でもお前の治療することにした。」

その言葉を聞いて涙が出てきた。

メ「あたし…まだ見捨てられてない?泣」

速「見捨てないことにした。まぁ俺ぐらいだろうな、お前のこと面倒みれるのなんて…」

ニヤッと笑いながらそういい、大好きな頭なでなでをしてくれた。

やっぱりなんだかんだで優しい先生…
反抗なんてしなきゃ良かった。

速「ってことで抜け出したお仕置きかなー?転んだんでしょ?今から膝の消毒丁寧にやってあげるからね?」

満面の笑みでそう言う先生…
やっぱりこの人ドSだー!!!泣

メ「やんなくていい、大丈夫!!泣」

速「だから、言ったでしょ?メイの意思はもう関係ないって。もう俺が勝手に治療するからね〜」

まじで鬼だ、この人…