その日の夜。
もうそろそら寝よーかなーなんて思って目をつぶった瞬間に病室の扉があいた。
藤「あれ、寝ちゃった!?」
メ「まだ寝てないよ」
藤「よかった〜。お前さっそく歯医者さんでもらった薬忘れてるだろ。」
メ「あっ…」
そんなことすっかり忘れてたよ…
メ「今日はもう歯医者さんでお薬塗ってもらったから良くない??」
藤「だめ。はい、口あけて」
メ「…自分でやるからいい」
藤「いいからはやくあけろよ。」
な…なんか大輔めっちゃこわいんですけど…
機嫌でも悪いのかな…?泣
メ「たっ…大輔、なんか怒ってる…??」
藤「そう、今の俺は出来の悪い新人のせいで最高に機嫌が悪いの。だから、メイもさっさと言うこと聞いといた方がいいぞ?」
ひぇー!大輔ってこんなキャラだっけ?
よっぽど新人さんにイライラしてるんだ泣
さすがに怖いからおとなしく口をあけた。
そして、薬を丁寧に塗られた。
もちろん痛すぎて絶叫だよね。