速「あと熱はかって」
そう言われて大人しく体温計をはさむ。
そして音が鳴ったと同時に健斗がベルトを持って戻ってきた。
速「何度??」
メ「7度5分…」
速「もうすでに熱あるし…中島、もしかしたら肺炎かもしれないから熱上がってきたら教えて」
そう言い残して先生は、病室から出ていった。
病室には健斗と2人っきり
中「もー、あれだけ言ったのにまた言うこと聞かなかったの?」
半分怒って半分呆れてる。
それよりも私は健斗が持ってる抑制ベルトに目が行く…
メ「ねぇ、健斗。…ほんとに抑制するの??」
中「言っとくけど俺は抑制することになっちゃうよって昨日言ってたからね!」
そう言いながら左手を掴まれてベルトでベッドにあっという間に拘束された。
メ「これやだ!とって!!」
そう言いながら、右手で左手のベルトをとろうとしたら、その右手も掴まれてあっという間に両手とも拘束さちゃった…
ちょっとは動かせるけど全然自由がない!泣
メ「健斗のばかぁー!!ぐずんっ」
健斗は泣き叫んでるメイはお構いなし。
中「足は抑制しないどいてあげるから。自分が悪いんだからそんなに叫ばないの。熱上がるよ」
メ「…ぐずんっ」
中「ほら、泣かないの。きっと大人しくしてたら先生もとっていいよって言ってくれると思うから、それまで我慢。わかった??」
一応熱も出てるから、健斗の言葉は優しい…
ホントはもっと怒りたいんだろうけど…泣