速「メイー、おはよう」

メ「……」

中「メイ、おはようは??」

メ「…ぉはよぅ…」

メイのガラガラの声を聞いた瞬間、健斗は焦りの顔になって、速水先生は眉間にシワを寄せた。

中「えっ…もしかして風邪引いちゃった!?」

メ「…かもしれない」

速「なんで??」

メ「…えっ??」

速「なんで風邪ひいたの??」

いつもより先生の声が低いんですけど…

メ「…なんでって言われても…」

速「昨日ちゃんとベッドで寝てた??ビニールのとこから出ないでおとなしくしてた??」

メ「……」

してませんでした…なんて言えない!泣

速「なんで大人しく言うこと聞けないの??治療する前にこれから免疫力が低下しちゃうから、ビニールの中にいてって説明したはずたよ?」

メ「……はい」

速「はいしゃなくてさー…ちゃんと大人しくしてないから風邪ひろっちゃったんでしょ??」

メ「…ごめんなさい」

速「ベッドに抑制しようか。」

メ「ちょっと待って!それだけは嫌だ!ちゃんと大人しくします!!」

速「なかじま、抑制ベルト持ってきて」

えっ、先生あたしの声は無視!?

メ「ごめんなさい、ほんとにおとなしくするから…」

速「またビニールの外に出られて、風邪が悪化して肺炎とかになっても困るの。風邪が治るまでは我慢して。言うこと聞かないメイが悪いんたよ。」

確かにそうだけどさ…