処置室は太輔と2人っきりになった...
藤「ねぇ、いつまで手握ってるの?(笑)」
メ「太輔...もう怒ってない??グズんっ」
藤「怒ってるに決まってんだろ。けど珍しく大人しく検査受けたから、それでチャラだな。」
メ「...グズんっ...今日健斗も太輔も怒ってて、誰も助けてくれないからこわかったぁーっ!」
さっきまでの恐怖が一気に爆発して泣き叫んだ。
藤「さすがに病院抜け出しちゃうのはまずかったね。それはみんな怒るよ。あとお前、俺の手握りつぶすつもりただったろ!手強く握りすぎだろ(笑)」
メ「だって痛かったんだもん!」
藤「まったくメイちゃんは手がかかる子だねー。まぁ、大人しく治療受けるメイも想像したらちょっと気持ち悪いけどな。」
メ「えっ、それってこれからもわがまましていいってこと?」
藤「んー、いんじゃない?その代わりお尻ペンペンとかそれ以上の罰もついてくることは覚えておいた方がいいかもな。」
にやっと悪い笑みを浮かべる太輔が鬼にみえる...
メ「...やっぱり頑張っていい子になれるようにする」
藤「はははっ!(笑)今日の罰は相当効果ありそうだな(笑)」
そんなこんなで、今までの入院生活の中で一番の大事件は幕を閉じた。
まだお尻がジンジンして痛いよー泣