そして次の日、久しぶりの地獄が待っていた。

今日はマリナちゃんが骨髄検査をするらしい。
担当の伊野先生が検査の迎に来た。

伊「マリナー、もう検査の時間だよ。処置室行くよ。」

マ「やりたくなーい!いかないっ!」

伊「何言ってんだよ、ほら早く終わらせるよ。」

そういってマリナちゃんはいの先生に無理矢理手を引っ張られて処置室に連れていかれちゃった。

骨髄検査...。
今からあんな痛い検査するなんてかわいそう!
あたし想像するだけで泣きそうだよ。
がんばれ、マリナちゃん。

そんなことを思ってたら伊野先生と入れ替わりに病室に速水先生が入ってきた。

速「元気かー??」

メ「うん、元気っ!最近絶好調だよ!」

速「そうか。お前さっきマリナちゃんかわいそうとか思って見てたんだろ?」

メ「えっ??」

速「マリナちゃんの次メイも骨髄検査やるからねー、心の準備しといて」

メ「...え...??」

いきなりすぎて頭の中整理できないんですけど...

速「こないだの治療の効果出てるか調べなきゃいけないからね。頼むから大人しく検査受けてくれよ?」

メ「......」

速「まぁいいや。じゃあ15分ぐらい後にやるからね」


そう言って先生は病室を出ていった。

あたし絶体絶命のピンチです...