そして次の日...
昨日の夜は怒った速水先生の顔が頭に浮かんで全然寝れなかったよ。
もう少ししたら先生が回診にくるはず...泣
こわいいいいー!!!
よく耳をすますと足音か聞こえてきてすぐ速水先生が来たってわかった。
速「おはよー」
いたって普通に話しかけてくる先生。
あれ?怒ってないのかな...??
メ「おはよ。」
速「具合悪いところは??」
メ「ない」
速「ほんとに??メイ嘘つきの悪いこだからねぇー。」
メ「えっ......」
やばい...やっぱり先生昨日のこと怒ってるよ
先生は椅子を持ってきて座った。
速「正座してそこ座りなさい」
先生に目の前に正座するように言われてしぶしぶ言われた通りに座り、先生と向かい合う状態になった。
速「で、なんで黙ってたの??」
メ「...言ったらまたなんか痛いことされると思ったから」
速「ふーん。先生は別にいいけどさ。黙ってた方が後から痛い思いするのはメイなんだからね??」
メ「クズんっ...ごめんなさぃ...」
速「だからー、別に俺に謝んなくてもいいよ。苦しむのは自分なんだから」
うぅぅー...先生怖すぎるよ...
メ「...もう嘘つきません...グズんっ」
鼻をすすりながら必死に謝る
速「ゆっとくけどその言葉、先生がメイの担当になってから、聞きあきたくらい聞いてるからね?」
メ「......」
速「まぁ、昨日俺がいなくて良かったね?次は俺がいるときになにか問題起こしてくれたら、どーなるか分からないからね、覚悟しといた方がいいよ」
そう言い残して病室をさっさと出ていった。