その一瞬さえも、惜しくて。



「えー!なんでケチ!
前みたいにもっと激しいのしてよー!」



「どうしたんだよ、ひかり。
お前欲求不満なのか。」


けらけら先生が笑うから、わたしは頬を膨らませた。



「そんなぶったって無駄だぞ。
俺も、歯止め利かなくなるからもうダメだ。」


ちぇっ、先生にこの技はもう使えないや。



「いいじゃん、ちょっとくらい!
目の前にこんな美少女がいるのに!手出さないなんて!」




本当に欲求不満じゃないかって先生に笑われた。

そうなのかもしれない、先生に触れたいし、
もっと触れていてほしいし。


そんな貪欲な思いが頭をよぎる。



さてと、と先生はロッカーに手をかけた。



「え、陽太先生もう帰るの?」


「残りの仕事、帰ってからやらなきゃだから。
ごめんな。」