これからもずっと。



ホームに向かう広い道。

そこには人もものもたくさんある。

そこを歩いているのだけど。なかなか人が多くてはやくすすめない。

そんななかひとり走ってくる男の人。

サングラスかけてて。でもなんか見たことあるような人...


そんなこと思ってたら、

「姫和、なんかお店よってひとがいなくなるのまと?」

『そうだね!』

そういってそこにある喫茶店に入ろうとしたとき、どんッという音ともに私は倒れた。


え?なになに。なにがおこったの?

『あっすいません!え...杉山姫和?』

『あっ...』

わたしのサングラスがとれていた。

しょうげきでおちてしまったんだ。

最悪。


『ごめんなさい!またこんどあやまるね!』

といってその男ははしっていった。

なによ。またこんど?わたししりあいにいたっけ?

学校の人...いやいやいや!まだ学校はじまってないし!


だれだろ?

でもいまのわたしにはそっから考える余地はなくなった。