「はるひ、話がある。」


俺は人に囲まれている中の

はるひに声をかけた。


はるひは無言だ。



「えっ、どういうこと!?」

「もしかして別れ話!?」


なんて、周りが騒ぎ出す。


ダンッ


はるひが突然、椅子から立った。


「………行こう。」




俺たち、はるひと俺は



誰もいない立ち入り禁止の


屋上へと向かった。