~告白、初めての…~

 「晃ナイスパース!」

 私は現在、怪我をしたのでコートの外で応援中…

 でも、気づくと目で追ってるのは大火…

 「夏ー?大丈夫かーい?」

 「あ、麗奈!」

 麗奈が真横にたっていた。

 「あららー、ジャンプ台で重傷ってドジにもほどがあるね~w」

 「もぉー!しょうがないのー!」

 「そんでー初恋したわけ?」

 「えーーー!?」

 な、なんで麗奈わ、わかるの!?

 「いやー、夏はねー素直なんだよ!大火君もねw」

 「え?麗奈大火の好きな人わかるの?」

 「逆にわかんないの?」

 「うん。」

 「バカップルってこういうことか(小声)」

 「なに?」

 「いやなんでも…それより夏。明日気持ち伝えよう!」

 「えっ!?」

 麗奈がいきなりいいだした。明日気持ち伝えよう。って。

 「え、えっえっ¥×$◯※☆」

 だめだ。頭がうまく回らない。

 俺が大火に好きって…

 「大丈夫だよ。落ち着いていえば、大丈夫。」

 「麗奈ー試合ー!」

 「あ、うん!じゃあ夏頑張れ!」

 麗奈はそう言うと言ってしまった…

 大火に気持ちを伝えてもし…「キモイ」とか言われたら…

 「なーつー?大丈夫?」

 「えっ?きゃ?ひゃ?」

 た、大火!

 「相変わらず鈍感だなーw」

 そんなこといいながら頭をなでなでする大火。その仕草にもドキドキしちゃう私って病気?

 「夏つまんなそうだからさ…」

 「うん。つまんない。うびゃ…」

 大火が私の鼻をつまんでいう。

 「怪我人ははやくなおせ☆」

 そう言って言ってしまった。

 


 練習は終わり家についた。

 (ついに明日か…)

 ドキドキして遅くまでねられなかった。





 次の日

 ピーンポーン。

 インターホンがなった。

 「はーい。」

 「あ、なつ?大火です。迎えにきました。」

 え!?迎えに!?なんで!?

 「あ、は、はい!今いくね!」

 ドキドキしながら家をでた。

 「夏ごめん。なんか心配でさ。あ、荷物もつよ。」

 そう言って手提げなどを持ってくれた。

 たったった…

 「夏どうした?」

 私は立ち止まった。

 「あ、あのね、大火。話があるんだ。」

 私はうまくできなくなってきた呼吸を調えた。

 「じ、実はえっと、その…大火のことが…きゃあ!」

 いきなり大火に抱きしめられたら。

 「夏、俺が言う。」

 ドキン。大火がちょっと抱きしめる腕に力をいれた。

 「俺夏と試合する前から夏のこと気になってたんだ。ずっと見てたし。結樹とかからもいろんな話きいて…そして、仲良くなってくうちにどんどん好きになってった。」

 え…いま…

 「夏俺と付き合って。」

 一番言って欲しかったことを大火が言ってくれた。

 「もちろん…喜んで♡」

 大火は抱きしめる腕を強めて

 「絶対話さない」

 大火が抱きしめていたてを肩に置き…

 「夏…」

 「大火大好きだよ…」

 お互いの唇を重ねあった。