「痛~い」 「私を放置した罰です」 ようやく自分の力で立つ事ができた。 「これから来ますね」 「会いに来てくれるのか」 ひろ君が子どものようにはしゃいだ。 「違います、掃除です」 見渡せば、脱ぎっぱなしの衣類が散らばり、 コンビニ弁当の食べた容器の山。 「ごめんなさい」 恥ずかしがるひろ君。