可愛い彼女。 親友と呼べる存在。 整ったルックス。 代々医者の家系である家。 教師や親からの絶大な信頼。 賢い頭脳。 ずば抜けた運動神経。 絵にかいたような才色兼備。 全て、全てを持っているのに。 幸せであるはずなのに。 何かが足りない。 何かが退屈。 いつもふとした時、そう思ってしまう。 俺は何を望んでいるんだろう? これ以上、望むものなんて…あるはずないのに。 俺は一生、この空虚感に蝕まれるのか? 誰か、誰か…、俺を助けてくれ。