劣等審判

「清々しぃ?何かの見間違いじゃないっすか?人を2人も殺して、清々しいわけなじゃないっすか」


「だぁかぁら。そこが怪しいってこと」


千葉は子供に教えるように言った。岐阜はむすっとした表情になり腕を組んで言った。


「じゃぁ千葉はどうなんすか?」

「俺?」              

惚けたように笑った。分からない。こいつが。


「目の前で人が、2人死んだのに。何とも思わないんすか?」

「……」

彼は黙り天井を見上げた。


ついに真実を言うのかに思われた。



だがそんなの『分からない』彼にはそぐわない。