劣等審判

「嘘だぁ!!!!!」



 僕はつい叫んでしまった。




「嘘じゃねーよ 。お前らほんっと仲間思いでイイやつだな~」




 滋賀は天井を見ながら言った。




「滋賀。」





「あぁ?」






 今まで黙っていた岐阜が喋りだした。







「ここにいるお前以外の人間。全員しがの敵っす」












「わかってるって…」









 そしてすこし黙ってから滋賀が言った。

















「でもこれは敵も味方も関係ねぇ。全員敵なんだよ」














 何1つ反論できない。