劣等審判

「7年前のこのゲーム、どうしてすぐに終わったか知ってるかな?

 実はね、宮城の兄をゲームに参加していた全員で殺したんだ。

といっても私の姉はそういう類いのものが苦手でね。
ナイフで指の皮を切る程度でしか殺せなかったんだ。

それでも、殺しに参加したことになったんだ。

少し、理不尽じゃないかな……。

おかげで勝ったのは悪人。

理由は……分かるよね?

   」

分からないわけない。

自分でももうとっくに気がついていた。