やばい…、濡れた髪。
ぶかぶかの服。
身長的にも必然的な上目遣い。
こんだけ揃ってんだぞ…?
しかも、穂花なんだ。
こんな時に限ってなに考えてんだろ俺。
「雄大…あのさ…」
俺が葛藤している間に穂花は話を始めた。
「彼氏…っていうのかな…その人はさ…木村 輝っていうの…でね…私さ、好きな人ができたの…新しい。だから、もう別れようって言ったの。もともと…こんな関係はダメだと思ってたから…ね…」
穂花は少しずつ…少しずつ教えてくれる。
「それにね…輝さんを好きになった理由もさ…ちょっとアレでね…最初は輝さんに告白されたの…それでね…ちょっと…雄大に似てたの…だからOKしちゃったの」

