幼なじみとあたしの関係

しばらく黙っていると、次郎は急にガバッとあたしの肩を掴んで、乱暴に揺さぶりながら熱弁を始めた。


「見てたよ!ちゃんと見てた!だって見てなかったら楽しくないじゃん!」


あ〜、やっぱちゃんと見てる方がね〜…


いやいやいやいや

ちょっと待て。


じゃん!とか言われてもあたしには何の反応もしようがないじゃん。


…バカだコイツ。


みなさん、ここにバカがいますよ。

危険ですから近づかないでください。


あたし処女だし、次郎は幼なじみだし、そういう生々しい話はできれば聞きたくないんですけど。


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