ガラッ 勢いよくドアを開ける、俺。 2人とも驚いた顔していて、 その顔はとても滑稽だ。 「あ、ハル! あの、今のはね…?」 なんだよ。 それで俺に気を遣ってるつもりか。 「今のはなんというか…」 「…はっ、知らねーよ。 お前らが付き合うことは俺に関係ねーし。 取り繕う必要ねーだろ」 それだけ言うと、俺は机の上に置いてあったブレスレットを鷲掴みにし、 教室を乱暴に出た。 あの2人は、どんな顔をしていたのだろう。 …いや、想像したくねーな。