「ただいまー」


ふぅ~、疲れたぁ


ん?見慣れない靴がある。


だれかお客さんかな?って思って


あたしは気にせず自分の部屋に


向かおうとした。


「あら、結葵やっと帰ってきたわ~♪
颯斗くんが待ってるわよ」


....あぁ、これは颯斗のだったのか。


って、冷静に言ってる場合じゃないっ


なんで颯斗がここにいんのよ?


すると、知らぬ間に颯斗が目の前にいた


「おせーぞ。ちび。」


「は?あんたがデカいだけだから。
ってか、なんでいんのよ!!」


あたしは急に思い出したかのように


彼にたずねた。


「おばちゃんがクッキーやいたから
食いにこねぇかって」


あぁ、そうですか。はいはい


「もー、好きにして」


あたしは、おい食わねぇのか?って


言われたのを無視して


自分の部屋に向かった。