強い私でいさせて・・・


「また一緒だね」


『うん!よろしく』


 すこしたわいもない話をしてから席に着く。

 
 雫は私の斜め前。私の席は一番後ろの窓側。うん、眠くなる席。


 ねちゃったら・・・どうしよう。


私の隣の席に誰かが来た。


 ふと、顔を上げてみる。


「・・・・え・・・・」


「・・・・は・・・?」



 どっかで見たことのある顔だった。


 黒髪に金のメッシュ、綺麗な鼻筋、少しだけ釣り目で、漂わせる雰囲気は独特のオーラ。


 ・・・・どこであったんだっけ・・?


 雫は不思議がってコショコショ話で話しかけてきた。


「如月、知り合い?」


 私もコショコショで返す。


「んん・・・。ただ・・・」


「?」


「ただ・・・どこかで見た顔・・・」


 そういえば


「仕事がらみじゃない?」


 といわれたので「そうかも」と思ってしまった。


 隣の男子に話しかけてみることにした。