強い私でいさせて・・・


 笑顔で2人の血のつながっていない兄に手を振る。


 2人共返してくれた。それだけで私は嬉しい。


 パタンと、ドアの閉まる音がする。



『やっぱり・・・・本家に移してもらいたいな・・・』


 私は小学校6年生。ひとりはやっぱり・・・悲しい。でも、あの人の娘だから組員の人と薙影は言い顔をしない。



 穢(ケガ)れた娘・・・・【悪女】。私はそう呼ばれるようになった。


 茅芳(チハヤ)の作ってくれたシチューを食べて歯磨きをして、お風呂に入って準備万端!


 誰も居ない1人ボッチの2LDの部屋の電気を消しておやすみなさいを言って眠りに着く。


 私の日課。


 

 私は自分の名前が嫌いだ。だって、あの人と同じなまえだから。



 もう、考えるのをやめて寝よう。そう、思って私は首を横に振ってからベッドに入る。