「好きだよ蕾」

急に真面目な顔をして言う初騎

蕾は軽く驚いたものの

「私も好きだよ」

笑顔で初騎を見た。

「もう離さない」

耳元で囁く初騎


その言葉は蕾を幸せに包んだ



やっと見つけた自分の居場所




やっと見つけた自分の


『いきば』




そして皆


其々の『いきば』に向けて
今、歩き出したのだ。





エンド