いきば〜禁断の蕾〜(完結

「私をどうしたいの?」

蕾は、尚都から顔を反らした

「自分の物にしたい」

呟く尚都

「姉弟だもん」

蕾も呟いた

「それが何?
関係無いよ」

尚都は蕾に手をかけた



そう姉弟だなんて関係無い



いくら蕾が嫌がったって離すつもりなんて無い



逃げられ無い様に縛り付けておけば良い




自分だけしか見えない様にすれば良い




蜘蛛の様に糸を張って




そうしなければ


この可愛い蝶を捕らえる事が出来ないから



花に捕られる前に




捕らえ無くては為らないから






尚都は、嫌がる蕾を無理矢理犯した…













深夜

やっと部屋に戻って来れた蕾はフラフラだった


まともに立つ事が出来ない




涙しか流れて来ない




どうしてこんな事になったのか



いつからおかしくなったのか…


もう初騎君を想う事さえ許され無いの



『いきば』を無くした蕾には『居場所』すら無かった


明日どんな顔で初騎に会いに行けば良いのか



それでも行かないという選択は出来なかった




今夜も眠れない夜













次の日の夕方