「目覚めなきゃ良かったのにね」
暗く呟く尚都
一瞬で蕾の周りを暗闇が覆った
頭が真っ黒になり
「酷い」
バッと振り向き、尚都を睨み上げる
そんな蕾を尚都は口元だけで笑い
いきなり唇を奪う
「うっんん」
蕾は、慌てて拒んだ
だが、女の力で勝てる分けも無く
成すがままになってしまう
最低
蕾は、頭の中で何度も呟いた
吐き気がする
尚都の唇が離れてからも、
睨み続けた
「君だって兄妹なのに兄さんとキスしてただろ」
怪しく笑う尚都
蕾は、その言葉に目を見開く
「何の…」
「見てたんだよ。
兄さんの生命維持装置を外すあの時」
口は笑っているのに尚都の目は怖い
すごい威圧感がある
「気付かなかったかな?
扉の直ぐ前に居たのにね」
蕾を見下ろしてくる鋭い瞳
あの時は必死で
何も考えられなくて
扉の外まで気になどして居なかった
まさか尚都が居るなんて…
思う筈もない
蕾はうつ向く
「蕾は良いのに僕は駄目なの?」
言いながら、ベッドに蕾を押し倒す尚都
「不公平だね」
切ない瞳で呟く
暗く呟く尚都
一瞬で蕾の周りを暗闇が覆った
頭が真っ黒になり
「酷い」
バッと振り向き、尚都を睨み上げる
そんな蕾を尚都は口元だけで笑い
いきなり唇を奪う
「うっんん」
蕾は、慌てて拒んだ
だが、女の力で勝てる分けも無く
成すがままになってしまう
最低
蕾は、頭の中で何度も呟いた
吐き気がする
尚都の唇が離れてからも、
睨み続けた
「君だって兄妹なのに兄さんとキスしてただろ」
怪しく笑う尚都
蕾は、その言葉に目を見開く
「何の…」
「見てたんだよ。
兄さんの生命維持装置を外すあの時」
口は笑っているのに尚都の目は怖い
すごい威圧感がある
「気付かなかったかな?
扉の直ぐ前に居たのにね」
蕾を見下ろしてくる鋭い瞳
あの時は必死で
何も考えられなくて
扉の外まで気になどして居なかった
まさか尚都が居るなんて…
思う筈もない
蕾はうつ向く
「蕾は良いのに僕は駄目なの?」
言いながら、ベッドに蕾を押し倒す尚都
「不公平だね」
切ない瞳で呟く



