いきば〜禁断の蕾〜(完結

そんな蕾の気持を無視し、どんどん神宮家に近づいて行く車

蕾は、目を閉じて初騎が居なくても頑張ろうと自分に誓った













蕾が居なくなった病室



初騎は一人っ切りの病室に退屈を感じていた。

蕾が居なくなった後は、何故かその日の蕾の話していた事を思い出してしまう


他の奴が来ても直ぐに忘れてしまうのに


蕾だけは何故か覚えている



しつこく毎日来て


無視しても


次の日には必ずやって来る




一人が好きな自分には邪魔な存在なのに


来る時間が少し遅かっだけで心配になったり




来なかった日は寂しい気持になった



何故自分は、そこまで蕾と言う女の子を気に掛けてしまうのだろう


初騎には不思議でならなかった

ただ蕾の泣き顔
困った顔が頭から離れない


時々、見た事も無い笑い顔が浮かんで消えたりする


昔から蕾を知っていたような


思い出したいような



思い出したく無いような




変な感じ



でも思い出したら自分が壊れてしまいそうで



思い出しそうと思えば思う程



暗く反って分からなくて





怖くて