それでも時間は無情にも過ぎて行った
蕾は、最後の本を手に取った
「これ…」
蕾は、その本を見て目を見開いた
『白雪姫』
初騎と一緒に読んだ本…
初騎を王子様と重ね合わせて、私が白雪姫だったなぁ
クスっと小さく笑い読み始める蕾
色々な場面で思い出が蘇る
出会った時から走馬灯の様に思い出が頭の中を駆け抜けた
記憶の中の初騎はどれも優しくて
あの時
初騎が好きって言ってくれた時
何で本当の事言わなかったんだろう
『私も好きだよ』
って
急に涙が溢れ落ちた
白雪姫はハッピーエンドなのに
「初騎も目開けてよ」
呟いて初騎を見る
起きる気配など全く無い
「さよならぐらい言ってよ」
初騎に伝えたい事があるんだよ
それももう叶わない
その時
ガラー
病室の扉が開いた
「蕾さん、面会時間終了です」
見ると医者が立っていた
「あっ」
もうそんな時間なんだ
「はい」
蕾は涙を拭うと、のろのろと立ち上がった
蕾は、最後の本を手に取った
「これ…」
蕾は、その本を見て目を見開いた
『白雪姫』
初騎と一緒に読んだ本…
初騎を王子様と重ね合わせて、私が白雪姫だったなぁ
クスっと小さく笑い読み始める蕾
色々な場面で思い出が蘇る
出会った時から走馬灯の様に思い出が頭の中を駆け抜けた
記憶の中の初騎はどれも優しくて
あの時
初騎が好きって言ってくれた時
何で本当の事言わなかったんだろう
『私も好きだよ』
って
急に涙が溢れ落ちた
白雪姫はハッピーエンドなのに
「初騎も目開けてよ」
呟いて初騎を見る
起きる気配など全く無い
「さよならぐらい言ってよ」
初騎に伝えたい事があるんだよ
それももう叶わない
その時
ガラー
病室の扉が開いた
「蕾さん、面会時間終了です」
見ると医者が立っていた
「あっ」
もうそんな時間なんだ
「はい」
蕾は涙を拭うと、のろのろと立ち上がった



