更なる好奇心が私を校舎に引き寄せる。 そんなアニメみたいな偶然なんてある訳が… しかし… いとも簡単に… 私は鍵の開いた一階の廊下の窓を見つけてしまった… 見付けてしまったからには入りたくて仕方がない… 私は迷いながらも、ちょっとだけなら… みたいなそんな思いで、誰もいない夜の校舎に侵入してしまった… 気分的には乗りかかった船である。 この私の不遜な行動が全ての始まりだった…